SNSをやめてコンデジを買った

SNSをやめました。

 

X(旧Twitter)のアプリは削除して、YouTube Premiumは解約してほぼアプリで開くことはなくなりました。

 

Instagramのみかろうじてやっていますが閲覧のみで、ほんとに親しい友達数人しかフォロワーがいません。

 

真似したいコーデとかかわいい女の子を見るためにInstagramは毎日開きますが、自分で投稿したりストーリーズにお気持ち表明したりということは一切なくなりました。

 

もともと承認欲求を申し訳ない程度にしか備えておらず、自分の気持ちや表現を全くもって知らない誰かにシェアしたりシェアされたりすることは嫌いな性格だったので、とても楽になりました。

 

なにより自分で情報を取捨選択できている感覚が生まれました。

 

それまで、大量のPRを元に「あ、これいいな」(小林製薬みたい)で何かを購入することが多々あったのですが、

SNSを意識しなくなった結果

 

ふと「こういうものが欲しいな」と思う

自分でネットで調べる

自分で選択する

購入する

 

という流れになり、情報に忙殺されて思考停止になっていた脳が少し復活して、生きている感覚がより鮮やかになった気がします。

 

クソつまらんインフルエンサー、有名人の思考の浅さが垣間見える言葉、うすら寒い政治家の媚びへつらい、馴れ合いなんかどうでもよかった。

 

自分が生きたいように生きる手段に、SNSなんて必要ないです。

 

私が好きな人、大事にしたい人、もの、ことに対してもっと時間を割いていこうと思うならスマホを手放して自分の気持ちにもっと時間を割くべきです。

 

消費という観点一つとっても、馴染みのない本当に存在するんだかわからないようなインフルエンサーにおすすめされる商品よりも、私が大切に思う人が喜ぶような商品を購入して消費したいと思いました。

 

それでコンパクトデジタルカメラのkondak pixpro fz55を買いました📸

 

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(この春から昇格したので自分へのご褒美も兼ねて)

 

大切なシーンや景色、人物をきちんとシャッターを押して切り取ろうと思いました。スマホのカメラだとあまりにも手頃で簡単で、物足りなくなったし、昔みたいに写真屋さんに行って現像する楽しみをもう一度味わいたくなったという心境の変化があります。

 

他にもゴニョゴニョいろいろな理由があるのですが、

 

私はカメラを向けられるのが苦手だと思ってたのですが、最近になってスマホを向けられるのが苦手なのではないかと疑うようになり、

こういった写真を撮ることしかできない単機能なこの子であれば写真を撮るのも撮られるのも苦手では無くなるのではないかと、ちょっと周りの人を巻き込みながら検証しようと思います。

 

あと、iPhoneのカメラだとなんか撮った気にならなくて、思い出が残っているようで残ってない感覚になってしまっているのも、このコンデジちゃんで克服できないかなと目論んでいます。

 

これ後から知ったのですがTikTokで流行ってたようで、YouTubeでも何人かのカメラ愛好家が紹介してました。

 

たまたまSNS嫌いな自分が選んだ商品が、SNSでバズってたのはちょっと皮肉ですが

instagramで「kondak pixpro 」で検索して作例を見るのはとても楽しいです…。

 

シャッターを早く切りたいな

 

 

 

 

 

 

 

情けない

情けない

 


という言葉は私の人生のテーマです。この言葉はネガティブそうに聞こえますがポジティブでもあります。

私が使う「情けない」のあとには

 


情けない(けど仕方ない)

 


がよく続きます。

 


自分は全く完璧人間じゃないです。自己肯定感が低いわけではないけれど、自分なんかいなくても家族や会社や社会は回るし、少し心がポッカリしてくれるような人は数人かはいてくれる気がするけど、私がいないとダメな人っていないんじゃないかなって思います。

 


誰かを幸せにしたいという気持ちはあります。それは結婚をする予定の男性だったりその人との間にできた子供であったり自分の両親であったり。

 


誰かを幸せにしたいと思う反面、完璧じゃない自分に情けないと感じます。

 


たまにこう、友達とのLINEとか見返して反省しては「情けない」を繰り返したり

ちょっとの気の緩みで許してしまった怠慢を後から責めて「情けない」と呟いたり(たとえばごみ収集の日に出したゴミ袋をきちんと結ばずに出した時)

 

この感情には少しナルシストも入ると思います。

なんやかんや言ったって自分のことが好きなのには変わりません。

 

自分のことなんか情けない仕方のない奴だと感情で割り切る反面、自分の至らないところをこの感情で誤魔化してもいるのです。

 

だから「情けない」は自分の人生のテーマです。この言葉さえ言ってたらなんだか、よくわからない誰かに許される気がするから。

でもそんな自分を自分は許せないから。「情けない」は一生私に付きまとう言葉になるでしょう。

 

ベックのLoserで「I'm a loser baby, so why don't you kill me」という歌詞があるけれどこの脱力感と無力感は「情けない」にとても当てはまる。だからこの歌が好き。